17 ネット社会?どん底・・・ネット社会?「パパとママを殺しちゃったから、だれか新しいパパとママになって、 できない人は明日までにこのメールを送って・・・」 ・・・ 「殺人予告メールが届きます」 6才の『みっちゃん』からのチェーン・メールだと云う。 朝刊によると、 最近は、こんなメールが送られてきたら・・・ 『1週間以内に10人にメールしなければならない』らしい。 感心したのは・・・ 「『不幸の手紙』より送る人数が増えてるっ!」ってことである。 『不幸の手紙』には或る法則があると云う。 「3人以下なら、途中で『送らない人』が居ると途切れてしまう」 「6人以上なら、多くの人が『面倒臭く』なって送らなくなる」 だから・・・ 『5人』に送るということが『不幸の手紙』を拡めるためには最適なのだと。 でも。 メールだと、簡単に送れるし、 最近のガキは、意味も無く沢山のメール・アドレスを知ってるし。 ・・・10人でも面倒じゃないんだろう。 『血塗れのガキの画像』も添付されてるようだし。 ビデオをダビングして他の誰かに見せなくちゃ、画面の中から・・・『出てくる』 映画『リング』を思い浮かべてしまう。 ・・・まあ、良く考えたモンだ。 怯えたガキのために、「メール」を受けたら、「『財団法人日本データ通信協会』に送ったら良い」と呼びかけているらしい。 『馬鹿馬鹿しい』とは思うが、決して馬鹿になんかしちゃいない。 何故なら・・・ 『大元帥法(だいげんすいほう)』なんて、みなさんはご存知だろうか? 「大元帥明王を本尊として、『怨敵・逆臣の調伏』、『国家安泰』を祈って修される法」で、「『宮中』のみで行われ、臣下がこの法を修めることは許されなかった」のだと云う。 平安時代(西暦839年)に唐から伝わった大元帥法。 最後に修されたのは、 何と・・・1945年、第2次世界大戦末期なのだそうだ。 敗戦間近の宮中で『大元帥法』が修された。 ・・・『怨敵』米国を『調伏』するために! そして・・・ この「国家安泰」も祈る『大元帥法』の本尊『大元帥明王』を秘仏として安置しているのが・・・『秋篠寺』。 どっかの次男坊の『名字?』由来の寺である。 「日本国は『近代国家』『法治国家』なんだ」って言っちゃいるが・・・ ホントは『原始社会』じゃないのか? 罪刑法定主義の『刑法』は、『呪い殺す』なんて認めてはいない。 でも・・・ 『呪術』なんてもんが、日本国上層階級の暗闇に脈々と流れ続けているようだ。 だから、私は冒頭のチェーン・メールを馬鹿には出来ないのである。 ・・・或る意味、天皇家と通じるものがあるのだから。ってか? 最近の『ネット社会』では、キチンとした『宗教』なのか、『オカルト新興宗教』なのか区別がつかない。 なんて宗教社会学教授の話も掲載されていた。 「『親から子』へ『確かな宗教観』が伝えられる『家庭の場』が無くなり、子供は何を信じたら良いのか判断する材料すら無い」と嘆いていた。 「金貨を集金箱に入れる『チャリン』と云う音がすれば、貴方の罪は免れる」なんて高価な『免罪符』を売付けたカソリック教会。 ここは『精神異常者』を『魔女』だって打っ殺した前歴もあったっけ。 未だに血で血を洗うボス争いを繰り広げている猿社会。 イスラムって云うんだっけ。 時の権力者と結託することだけを生き甲斐にしてきた日本仏教界。 妻帯禁止の坊主の拠点『比叡山』を織田信長が焼き討ちした時に、何であんなに女子供が居たんだ? 『相続争い』に忙しい「お東さん(東本願寺)」は、親鸞の子孫だって・・・ 世界中でココだけだろ? ・・・聖職者の世襲なんて! 宗門日蓮正宗から破門されても、何故か宗教団体の某創価学会・・・ こんなのが・・・ 『確かな宗教観』で「キチンとした『宗教』」なのだろう。 ・・・前述の宗教社会学者にとっては。 そして・・・ 『ネット取引の脱税』なんて文言も紙上を賑わせている。 税務署が本腰を入れて『摘発』するようだが・・・ 法人やサラリーマンだけから税金を回収して満足してる税務署。 百姓や漁師、街の土建屋に商店主・・・ もっとキチンと税金を徴収しなきゃなんねえトコがあるだろうに! 『ネット社会』を既成の社会規範の範疇に何とか放り込もうと躍起になっている。 でも・・・ そんなこと如何でも良いんじゃないか? 『占い』や『チクリ』だけで死刑になった時代。 『呪札』が見つかっただけで打っ殺された時代。 それが・・・ 『錯乱』していなきゃ取っ捕まる社会になった。 何時も、その時々によって全く新たな社会規範が創られてきた。 それが『歴史』じゃないか。 『為政者』や『成金』、『似非いんてりげんちゃん』が、TVで偉そうに無味乾燥な発言をして、庶民が大人しく従う時代じゃなくたったってことだ。 民間サイトが選挙立候補者の評価をして『政権与党』が打っ潰された大韓民国の例もある。 有名人が選挙に立候補するとなると醜聞を書き散らす某週刊現代なんて『ゴシップ誌』だけの専売特許じゃないのだ。 ミンナが発言者・発信者になれる。 世界トップクラスの購買力を持ち、 選挙権も被選挙権を持つ(或は、持つであろう)日本国民。 『老害』や『既成概念』に侵されることのない『社会』の実現。 今までの日本国では決して成し遂げられなかった『民主主義』の実現が可能になったのだ。 『ネット社会』の住人。 特に『若い人』の力を私は信じたい。 ・・・まあ、無理だろうけれど。 ジャンル別一覧
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